重いバーベルやダンベルを使ったウェイトトレーニング。

肉体的にも精神的にもハードなこれらのトレーニングは実際にどの程度バスケ上達に寄与するのか、元トレーナーの立場から語ってみます。

接触には強くなるけど…

僕はジムのトレーナーという立場もあり、パワーリフティング競技にも取り組んでいたので、アマチュアバスケ選手の中では挙上重量、筋肉量はかなり多い部類だと思います。

ベンチプレスは105kg、スクワットは140kg、デッドリフトは200kgまで、パワーリフティングの公式ルールに近い形で挙上できる程度の力はありました。
(よく3cmぐらいしか肘を曲げないでベンチプレス何kgとか言っている人いますけど、胸まで下ろして一瞬止めて、そこから上げてます。スクワットは腿は床と並行よりも若干低いくらいです。)

デッドリフトだけは異常に得意だったため(手が長くて脚がみじか…削除)、バランスが良いとは言いがたいですけど、まあ力はある方だとは思います。

実際にパフォーマンスにどの程度影響があったかというと、ウェイトトレーニングを始めて初期から中級者程度になるまでの変化はかなり実感できました。

スクワットは深くしゃがむのなれておらず最初は80kgで10回とかそのくらいだったと思いますが、100kgで10回をしっかりしゃがんで出来るようになってから、かなり接触面での違いを感じました。

ただ、そこから先、120kgで8回とかになっても、そこまでの違いは感じていないのが本音。

それよりもトレーニングの時間が長くなりすぎる点、トレーニングによる怪我のリスクが高まってしまう点でマイナスも大きいかなと思います。

個人差はあると思いますが、僕はベンチプレスではしょっちゅう手首や肘を痛めてましたので。。。

接触面以外でのパフォーマンスの向上はどうかといえば、スクワットで回数を重ねると心肺機能が鍛えられてバテなくなる印象はありましたが、特別足が早くなっったとか、高く跳べるようになったとか、シュートが安定するようになったとかは感じませんでしたね。

むしろ個人練習の時間を増やしてトレーニングを減らした時のほうが早く動けたし、プレーも良かった印象。

効率を考えると

以上より、中級者程度になるまでトレーニングしたら、後はそれを維持する程度が効率的なのではと思います。

体重にも依りますが、ベンチプレスは70~80kgで10回くらい、スクワットは100~120kgで10回くらい、デッドリフトは120~140kgで10回くらい。

それ以上を目指すとなると怪我のリスクも高まり、バスケの上達を考えると効率が良いとは思わないです。

これらの種目で挙上重量を上げることを目指すよりも、片足のスクワットをやってみたり、クリーンやジャークなどのクイックリフトに取り組んでみたほうが、バスケのパフォーマンス向上には効果的に思えます。

うまくやるだけが全てじゃない

ただし、効率だけを求めるのが人生ではないかと。

僕はまだまだ旅の途中、せっかくトレーニングという最高にやりがいのあるものと出会えたので、NBA選手も裸足で逃げ出すくらいの、圧倒的な筋肉を目指します。

果たしてそれが効率的なのかは置いておいて、筋肉による増量であれば、少なくともジャンプ力やスピードは落ちない、むしろ上がるとは思います。

『筋肉つけると体重くなる』とか言っている人たまにいますけど、レブロン見てみろっていう話ですよね。

動けないような筋肉の付け方を、トレーニングをしてたら動き悪くなるかも知れませんけど、ビッグスリー中心に6回~10回くらいでセット組んでやっている分には、パフォーマンスの低下は感じたことがありません。

以上、ウェイトトレーニングに関して思うことを気ままに書いてみましたが、少しでも参考になれば幸いです。